全国老人保健施設協会の機関誌「老健」9月号に後見の杜代表宮内の連載最終回「成年後見制度への是正勧告と任意後見制度」が掲載されました。
法定後見制度の見直しに向け、現在、法務省の法制審議会で議論が行われています。見直しは、制度創設以来初であり、大きな見直しとなる見込みです。連載では、20年以上も動かなかった政府を見直しに踏み切らせた、国連からの是正勧告を解説。ここでは、日本の法定後見制度は、権利を擁護するために本人の権利を侵害する制度になっていると強く批判されています。法定後見の見直しに伴い、今後、本人が後見人を選ぶ「任意後見」の利用が促進されていくことを紹介しました。要介護の高齢者に日常的に接している老健の医師に、後見制度への正しい認識が広がっていくことを期待します!
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