成年後見制度は「始まり」「終わり」も診断書
医師の正確な判断が何より大切です
「認知症になっても自分の財産を守る方法〜法定後見トラブルに巻き込まれないために」が出版されました
2024年10月、後見の杜代表宮内康二の「認知症になっても自分の財産を守る方法〜法定後見制度のトラブルに巻き込まれないために」が講談社より出版されました。
法定後見制度のトラブルの実態を漫画も交えて分かりやすく解説。うっかり巻き込まれないためのノウハウを解説しています。
自治体や裁判所、弁護士等の士業がやることだから、「そんなにひどいはずがない」と高をくくっているかたにこそ読んでいただきたい一冊です。目からうろこが必ず落ちます。
本書でも紹介しているように市町村の首長申立によるトラブルも増えています。後見の杜では、出版を記念して、「自治体が関与する後見事案に関する特別調査プロジェクト」を開始いたしました。
多くの方に参加いただければ幸いです。
医師向けサポート Kick Offシンポジウム
「医師(患者)から見た成年後見制度の課題と対策」
ドクター向けの情報提供事業のキックオフイベントとして、2023年12月2日、都内で「医師(患者)から見た成年後見制度の課題と対策「を開催いたしました。
基調講演は、成年後見制度に批判的な論客である精神科医の斎藤正彦都立松沢病院名誉院長、甲斐一郎,東京大学名誉教授(日本老年学会前理事長)、川畑信也愛知県認知症疾患医療センター長、元大阪高等裁判所判事で後見トラブルに詳しい森脇淳一弁護士により、実例をもとに後見報酬、能力判定、治療方針・医療同意等についてディスカッションいただきました。
本邦初の企画です。概要は記事で配信いたしております。全内容を動画でご覧いただけます。(有料)。
シンポジウムの内容
全内容はビデオ視聴いただけます(6,600円税込み)
問題事例の診断書付き
入金確認後に事務局よりURL、パスワードをお送りします。
成年後見制度の診断と鑑定に関する実態調査
〜自治体・家庭裁判所の干渉の観点から
多くの医師のご協力をお願いいたします
シンポジウムでも、首長申立ての場合、自治体が医師に対し類型の要請をすることがままあると指摘がありました。被後見人等のQOLにかかわる問題であり、後見の杜では調査をし、実態を調べることといたしました。多くの医師のご協力をお願いいたします。ネットで簡単にご回答いただけます。
これだけは押さえてほしい
医師が知っておくべき後見五ケ条
- 後見・保佐・補助、迷ったら軽い方にチェック
- 診断書を引き受ける手続きを確認!~本人以外からの依頼に要注意~
- 後見人が本人の医療や介護に無頓着な場合は家裁へ通報!
- 後見等を終わらせる取消の診断書~この作成には是非応じてください~
- そもそも本当に後見制度が必要か?後見制度に替わる方法
後見の杜から各種資料・情報提供いたします
「後見改善医師の会」に入会しませんか?
多忙な医師に対し、成年後見制度に関する実務上の要点を端的にお伝えるとともに、後見業界や国に対し、患者のための制度運営になるよう改善策の提言を目指します。後見の杜で収集した事例から、実際の診断書、鑑定書などをご覧いただけます。年会費5万円