後見コラム– category –
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後見コラム
【後見診断書】「事理弁識能力を欠く常況」とは常に能力がないこと
【本人が自分の言葉で説明できたら後見類型にはあたりません】 民法第7条では、「精神上の障害により事理を弁識する能力を欠く常況にある者」 が被後見人にとなるとされています。保佐は「精神上の障害により事理を弁識する能力が著しく不十分てある者... -
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【後見診断書】後見の終身制廃止というけれど、診断書があれば「取り消し」は現行法でも可能です
【「改善」が認められれば、取り消しできます】 後見を終身制から期間限定に変更・短縮してはどうか?という発想が注目され、国の審議会で議論されることになりました。必要な時に必要な後見ということで、15年ほど前に発案されましたが、終身制で売り上... -
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合法なら質は問わない。成年後見制度が不評なのは法曹界が悪い
高齢者・障害者・その家族にとって、成年後見制度が不評な理由として以下の3つが考えられます。 ・裁判所が、親族ではなく、弁護士や司法書士を後見人に選ぶから ・その弁護士や司法書士後見人の報酬が高額だから ・後見人が、本人のお金を、本人のために... -
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【後見診断書】こんな後見人が福祉の現場で嫌われています
後見の杜に寄せられた、弁護士・司法書士・社会福祉士・行政書士などの後見人・保佐人・補助人・任意後見人に対する苦情や相談の一部を紹介します。 ケア会議に参加しない(財産管理だけだから関係ないと言われた) コロナの予防接種をしないで欲しいと言... -
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【後見診断書】断っても応召義務違反にはあたりません
成年後見制度の診断書は書かなくても問題ありません。後見か保佐か補助か自立かの診断は命にかかわることでもなく、緊急性もないので断っても応召義務に違反しないと思われます。 診断書の雛形の基準や定義が曖昧だし、財産問題に関係する事案が多いの... -
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後見、保佐、補助で迷うのは当たり前。「補助」をすすめる理由
後見・保佐・補助・自立のどれにチェックを入れるか迷う医師は多いです。それもそのはず、区分が数量化されていないからです。 4つのなかで、後見にチェックするのは最も簡単です。後見は、お金に関することは、いつも、何に対しても、わからない状態だか...
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