制度の適切な利用のためには診断書、鑑定書が重要です
成年後見制度を利用している認知症高齢者、知的・精神障害者、ご家族から、「不当に悪い診断・鑑定をされた」という苦情が急増しています。
現場へ伺い資料を精査し話を伺うと、医師が成年後見の実態を知らないことがほとんどで、医師からも、「どの類型にするのが適当か不明」、「患者の後見人と意見が合わず治療できず困っている」というご相談を頂きます。
成年後見制度に関する医師への情報提供や個別事案の相談窓口がないことがトラブルの原因と思われ、医師向けに、「シンポジウム等を通じた情報提供」、「個別事案の相談対応」を展開することと致しました。
また、後見制度に関心のある医師のプラットフォームとして、2024年2月から「成年後見制度を改善する医師の会」を立ち上げます。後見関係のトラブル事案の詳細な資料を共有し学びを深めていただくとともに、「後見制度の必要度」と「費用総額の査定ツール」を改訂普及させ、患者の立場にたった運用が定着することを目標といたします。
会員向けサポート
- 他の医師が書いた診断書や鑑定書を閲覧できます。
- 自治体や裁判所が診断書や鑑定書をどのように引用しているかを示す資料を閲覧できます。
- 診断書、鑑定書、後見人対応についてアドバイスを求めることができます。
年会費 5万円
多くの医師のご参加を心よりお待ちしております!