後見の達人コース&みんなの後見センター

 成年後見を良くする取り組みを紹介します。みんなで盛り上げていきましょう!

「後見の達人コース」について

●概要
 カラダは介護、お金は後見ということで2000年に同時スタートした介護保険と成年後見ですが、後見の利用や評判はいまいちです。その理由として、
 ✓家族が後見人になれない
 ✓特に何かしてくれたわけでもないのに後見人や監督人の報酬が高い
 ✓後見を辞めようにも、後見人を替えようにも、家裁の許可が出難い
 ✓任意後見契約における監督人の同意を要する特約が実務上邪魔となる
 ✓認知症等があっても成年後見を使わず何とかなっている
 ✓専門家でも成年後見制度に関する知識が不十分な場合が多い
 などが考えられます。
 他方、本年より5か年計画で、政府が成年後見制度の利用促進に乗り出します。
 このような現状を鑑み、本コースでは、成年後見制度の課題・原因・対策について実践的かつ体系的にレクチャーします。後見以外の方法やこれからの後見および後見関連事業について協議し、新しいツール(例:資産運用型任意後見契約のひな型)を開発したり、受講者がそれぞれにできることやしたい事業の立ち上げの支援もします。
 修了後は、「後見専門支援員」の資格取得と、地域における「みんなの後見センター」の運営主体になることが可能となります。仮に、後見人にならなくても、後見に精通することで、高齢者・障害者・ご家族からの相談や事務支援の依頼が増加し、地域の後見関連事業のプラットフォームとしての活躍が期待されます。

●コースの概要
テキスト:「成年後見制度の落とし穴」(青志社、2022)
資  料:実際の個別事案に関する専門的独自資料(数百ページ)
講  師:宮内康二(後見の杜代表:元東京大学教員)+ゲスト
時  間:ズームで32時間(火・土×19~21時×8週間)
体験活動:後見を使う前および使った後の個別相談への対応および事務支援
費  用:税込み33万円
受講実績:司法書士、税理士、行政書士、社会保険労務士、社会福祉士、FP
     医療・介護経営者、葬儀社、障害者や高齢者のご家族、後見人ほか

●2022年8月23日スタートの3期生のカリキュラム(予定) 
毎週火曜日は講義、土曜日は実務的なディスカッションです。

趣旨講義協議
第1週後見の基礎知識:誤解を解き知識と実務を整理する8/238/27
第2週成年後見業界の課題と動向:後見促進2期計画の詳説8/309/ 3
第3週実務に使えるアドバイス最前線1:高齢者関係9/ 69/10
第4週実務に使えるアドバイス最前線2:障害者関係9/13特別企画
第5週後見トラブルの実態:高齢者&障害者9/209/24
第6週後見トラブルへの対策:謄写・取消・追加・裁判ほか9/2710/ 1
第7週家庭裁判所の7つの大罪と対策:即時抗告・国賠裁判10/ 410/ 8
第8週まとめ&今後の事業について10/1110/15

※特別企画:経済評論家の山崎元氏とのセッションへ参加(時間:17~19)
※欠席の場合、録画による自主補講

●達人を中心とした独自チームの構築支援
後見の杜が動画提供している「アドバイスする人向けの成年後見講座(一人あたり2万2千円相当)」をお仲間5名まで無料視聴頂けます。達人を中心に地域で独自のチームを編成し、啓発・相談・事務支援等の体制を構築してください。

●備考
 ・達人受講者5名以上の場合、対面授業や集中合宿も可能です。
 ・同じ法人やお仲間2名で受講の場合、1.5名分の授業料となります。

pdf3期生募集要項をダウンロード

みんなの後見センター

 みんなの後見センターは、後見に関する先駆的事業を紹介するプラットフォームです。後見の達人コース修了者が中心となり、それぞれの地域で、それぞれの強みを活かした事業を展開する実験室ともいえます。成年後見制度の関係者様のご参考になればと考え、取り組みの一部を紹介します。

成年後見制度の付加価値を考える研究会

 後見人の仕事は、被後見人の銀行からお金を下ろし、お世話になっている施設に費用を払うだけではありません。旅行や美容室の手配をしたり、身寄りのない方の場合は葬儀まで視野に入れ、被後見人の生活を充実させることができます。
 成年後見制度の付加価値を考える研究会では、後見人、ドクター、社会福祉協議会、地域包括支援センター、その他の方々と、被後見人の旅行、美容、葬送に関する勉強会を開催し、その内容を冊子にまとめました。
 他にも楽しいメニューはもっとあります。このような研究会はどの地域でもできます。あなたの地域でも豊かな後見について検討してみてください、きっと楽しくなるはずです♪

成年後見制度の価値を考える会2021年度活動報告書
活動報告書をダウンロード

ケアマネ・地域包括・介護事業者向け成年後見制度LINEで無料相談

 成年後見制度につなぐ役割を担うことが多いケアマネさん、地域包括支援センター、介護事業所の相談員からの相談に対し、LINEで回答するサービスです。
①見極め! 後見が良いのか、他の方法が良いのか、事案ごとに教えて欲しい
②後見費用:後見を使うと、総額でいくらかかるのか知りたい
③良い後見人:紹介できる良い後見人が地域にいれば紹介して欲しい
④トラブル:教えて!後見人や監督人と上手くいかない場合の対処方法
などについて、都道府県単位で、後見マネジャーが回答します。
「うちの県でもやって!」というお声があれば優先的に設置を検討しますので、後見の杜までお声がけください。

 近日運用スタート!

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知的・精神障害等を持つ未成年者のための合法で有効な任意後見契約の推進

 子どもが未成年のうちであれば、親が、親権を活用し、知的障害や精神障害のある子の後見人を決めておくことができます。
 しかし、この手法を不適切に応用し、違法で無効な任意後見契約のコンサルティングを乱売した人たちがいます。おかげで、法務省や公証人は混乱し、親も傷つきお金を無駄にしてしまいました。
 ついては、成年後見制度に精通している元裁判官や元公証人と一緒に、知的・精神障害等を持つ未成年者のための合法で有効な任意後見契約のひな型を策定しました。それをもとにした個別のアドバイスならびに事務支援を致します。

 2022年9月1日運用スタート(予定)!

魅力ある自分らしい任意後見教室(認知症予防連動型任意後見の推進)

 2022年10月1日運用スタート(予定)!

 ほかの取り組みも随時ご紹介していきますのでお楽しみに~♪

事例解説・対策提言

 対象と段階別に、事例紹介・解説・対策・提言を行います。ご参考頂ければ幸いです。

ここ数年、自治体による申し立てが急増しています。
どうしてそのような現象が起きているのか、現場で何が起きているのか、混乱を防ぐにはどうすればよいのか、解説と提言を記します。

「法定後見より、任意後見が良い」といわれますが、任意後見にも運用上の闇や制度上の穴が潜んでいます。
実例をもとに任意後見の闇と穴を紹介し、一般の方が任意後見を利用する際に注意すべき点を伝授します。